前回の記事を書いて以降、焔の巫女テーマ採用型のニルヴァーナを何度か使ってみました。
まず結論から話すと、現状の構築ではほっくん型からの主な変更点はこちら。
①ダマリー2をバリエンテ2に変更
②アルーナ2をアルーナ3に変更し、ヴェルリーナを1に減少
何パターンか試した結果の現状がこれなので、とりあえずどういう経緯でこの結論に至ったかを書き示しておきます。
【1:ほっくん型期】
たまには動画外でデッキ紹介でも
— ほっくん💰 (@sy_hokkun) 2021年8月26日
新規追加された焔の巫女のPRを使ったニルヴァーナです。
巫女の前列パンプが永続なため今まで使いづらかったダマリートリクスタ連パンがダメトリを簡単に越えられるようになりました。
使ってみると従来のニルヴァーナよりめっちゃ楽しいです#ヴァンガードデッキ紹介 pic.twitter.com/sV9oAL2p8A
とりあえずは先導者の意見を尊重しようと思って丸パクリして使ってみた。
主な不満点はこちら。
①Over Dressもちがハンドに来ないと弱い
②エルバ、アルーナ、ミリンを後列に並べられる盤面が少ない+アルーナが腐る
③↑だからといってアルーナではなくトリガーを並べるのは弱い
①Over Dress持ちってこの構成だとエルガー、アルクス、ヴェルリーナなんだけど、エルガーの強いところを出すためにはトリクスタのまま殴らないといけないし、でもアルーナは寝てるからトリクスタが15kとかで殴っても全然火力ないんですよね。
しかも出涸らしアルクスに至ってはODしてないヴェルリーナと同値にしかならないので、正直言ってめちゃくちゃ良いハンドの時にしか強くないというか、著しく安定性に欠けるなというのが率直な感想。
②ミリンのソウルイン効果ってエルガーを使って殴るのには大変有効だと思うけど、焔の巫女を後ろに三枚並べるのにガードの切り方を悩んだ結果ハンドにエルガーがいなくなってしまうこととかがあったので、結果としてプレイングに悩んでしまう原因になっている感じは否めなすぎた。
③ハンドに焰三種セットがそろわないけど効果使わないと弱すぎる手札の場合ガード値を投げてでも後ろに巫女三体並べたりすると、結果として返しのターンで死ぬ。
エルバは効果を使えないのであればただの5000ガードにしかならない邪魔なカードなので、採用するなら無理をしてでも使うべきだと思ってるんだけど、その結果がこれならこの型は俺には向いてないなという感じ。
【2:エルバ優先期期】
■ほっくん型からの変更点
①ヴェルリーナを1枚に削りミリンを3に増やす
②クリティカル7(コンダクトスパーク3)にしてフロント(レイユ)を4にする
ほっくん型だとエルバ効果をどう使うか悩んでしまっていたので、エルバ効果をより使いやすくするために焔の巫女を増やしてみた結果。
Over Dress持ちが9枚だとマジでお話にならないことが発覚。
というか、ダマリーが4ターンめまでお荷物になるんですよねマジで。
3ターンめの連パンってそれほど火力が出ないので4ターンめになるまで握っておく必要性があるんだけど、こいつがマジで邪魔に感じ始めた。
ガード値にならない、Over Dressを持っていないカードを立てないといけないのはマジで弱い。3ターンめで前にこいつが立っていたら本格的に手詰まり感がする。
アルクスの2ドローも強いんだけど、その次のターン以降は邪魔にしかならないし、トリクスタ連パンしたいんなら無理矢理インターセプトでドロップに落としたりしないといけないわけで、そこまでしないといけないならやっぱりこいつはただの出涸らしなんだよなという不満点。
【3:しげっと型期】
■エルバ優先型からの変更点
①ダマリー2→バリエンテ2に変更
②トリガーをほっくん型(クリ8前3)に戻す
これが現状の最終構築。
①に関しては、バリエンテを採用したことによって相手のダメージが4点からの圧を高めるためにクリティカルを増やした方が効果的だなという印象。4ノーをさせないためと、リアも二体どちらでもフィニッシュできる状況にした方が明確に強い。
あと単純にOver Dress持ちを増やしたかったのと、連パン数で言えばヒットしさえすればダマリーだろうがバリエンテだろうがパンチ数は変わらない(ダマリートリクスタエルガーができれば違うけど、そこまでハンドが恵まれることはそうない)ことを考量すると、安定性が高まるのと出涸らしアルクスの救済策でバリエンテを使えるのは全然悪いことじゃないと感じましたね。
プラスして、エルバで万パンプが更に入るならバリエンテのヒット時スタンド能力をより強化できるというめちゃくちゃシンプルな思考ですね。今までバリエンテを強いと思ったことはほとんどなかったけど、焔の巫女採用型を検討し始めて評価がだいぶ変わりました。
②に関しては、バリエンテを採用したことによって4点からの圧を変えるための構築。4点相手に入った状況でノーと言わせないためにバリエンテ採用するならクリ増やした方が圧倒的に強いという判断。
今の型にして、とりあえず強烈な不満点というのは無くなりました。
改善するとしたら、エルバを一枚削ってヴェルリーナを2にしても良いかなというところくらいかな。もしくは、プラスでミリンを0にしてテンシャーステッド2枚採用か。
エルバを安定して使うためには今の構築だと思うけど、エルバ3だと手札でだぶついて邪魔に感じることも結構あったから、その辺はもうちょいまわしてみて考えて良いのかなというところ。
先導者ほっくんの構築論もあるんだろうけどそれはまたいつかの動画で聞いて勉強させてもらいつつ、俺は俺なりの巫女ヴァーナを極めたいと思います。