とうとうヴァンガードの新時代が到来したということで、次にスタン落ちしたらヴァンガードはやめようと思っていた私もとりあえずは継続することに。
しかして思うところはぼちぼちあるので、あくまで1ユーザーの思うところを纏めておきました。
ユーザー総意としての良い悪いではなく俺はこう思ったというだけなので反論投げられても「ふーん、あっそ」くらいにしか思いません。悪しからず。
■良かった点
・スタン落ちさせずに新環境を始めた
・新概念のコストの誕生
■嫌な点
・営業戦略の不透明さ
・新シリーズにおけるルール変更及びクレスト、エネルギーカウンターの必須化
・スタートデッキでの収録内容
・STARTO ENTERTAINMENT(前ジャニーズ)タレントのアニメでの再登用(←ジャニオタとしてのめちゃくちゃ私見です)
ざっくり要約するとこんな感じ。
詳細は下記。
■良かった点
◯スタン落ちさせずに新環境
大前提というか、この3年間使ってたカードをまたも全く使えなくするスタン落ちをさせたらさすがにブシロを見限ってたと思う。
というわけで、良かった点というか最低限のスタートラインだと思ってるんですけどね、、、
そもそもの話として、カードゲームすカのデッキを強化するためにカードパワーのインフレが前提になるし、そうした時に遊戯王やDMのように制限改定が前提なのか、あるいはポケカやMTGのようにスタン落ちが前提になるかが無ければインフレによってゲームが成立しなくなるのは仕方ない話だと思うんですよね。
その中で、ヴァンガードにおけるブシロの課題はユーザーにスタン落ちを前提としない(MTGやポケカのように定期的なスタン落ちではない)体をとっているにも関わらず、数ヶ月前にいきなりスタン落ちを発表することだと思うんですね。
そういうユーザーをガン無視した新環境の始め方ではなく、新ギミックによってのスタートというのはまだ許せる範囲の変更だと感じています。
◯新概念のコストの誕生
カードパワーのインフレを強化の前提とした時に、今回のエネルギーギミックは今後のカード開発の自由度を高めたという点で将来に向けての楽しみはありますね。
既存のデッキについても用意できるコストということで、サポートカードの開発の自由度は割と高くなりそうな気がしますね。。
点止めに対するメタプレイングの選択肢としても面白い能力だなと思ってます。
■嫌な点
◯営業戦略の不透明さ
いやこれ、マジで一番問いたい。
めちゃくちゃ楽しみにしてたんですよ、コロコロコミックに掲載されることで男児ユーザーが増えることを。
少なくともそこの層(小学生世代の男児)をブシロとしてターゲットにしているからこその掲載だと思うし、やっぱり子どもがやってないカードゲームは先細りすると思うので、そこに向けての営業っていうのは個人的にも期待してたところなので。
で、今回のスタートデッキの取り扱いがどんな状況かというと、しげっと在住の大分県、トイ◯らスさんの取り扱いもなければGE◯さんの取り扱いもなく、何なら後者は県内の取り扱いがなさそうと電話で言われてしまいました。あと地元のローカルなおもちゃ屋さんにも取り扱いはなかった。
しげっとはいつもお世話になってるカドショで購入しましたが、小学生男児に向けて販売するなら、そもそも購入しやすいお店、身近なところに取り扱いしてもらえるように営業努力すべきなのでは???と思ってしまいましたね、、、
カドショって既存のカードプレイヤーならとかく、これから初めてやってみるって人には少しハードルも高いし、何より大分県みたいな地方だとそもそも店舗数が少ないんですよね、、、
都心の恵まれた子どもたちだけ始めてくれ!って戦略ならそれでいいんでしょうが、少なくとも大分ではそうはならないんだろうな〜っていうのを今回の取扱状況を見て感じました。
何でコロコロ載せたん?月ブシなくなるからプロモ配る雑誌探してたんか?くらいにしか本当に思えないですね、、、
強カを雑誌プロモで配るのも男児エンジョイ勢には複数手に入れるのが難しいだろうし、せっかくユースクエイクの中で学生の懐事情の厳しさ(デッキ軸を統一できてないなど)にも触れてる中で、原作者は理解してても会社としてはあんまり考えてないのかな、、とか思いましたねほんまに。
◯ルール変更、及びクレストとエネルギーカウンターの必須化
これ、スタン落ちしなかっただけでそれに並ぶくらいクソだるいことしてくれたなと思ってます。少なくともトリガー採用数の制限と同程度には。
まず何より、メインデッキの枚数増やしたことが許せない。ブシロのキャラスリーブって基本的に70枚ないし53枚での配布が基本だと思うのですが、46枚利用で余った分を他のデッキのライドデッキやGゾーンなどに使ってると、増えた分のスリーブ調整がバカほどだるいんですよね。
それに加えて、トリガー率の減少によって相対的劣化(特にVスタ、ドライブ増加を強みとするデッキ)の発生も起こり得るんですよね。
メインデッキの枚数が増えた理由について、今一度公式から理由を明確に発表してほしいとはずっと思ってます。
カウンター、エネルギーの必須化については、マジで意味がわからんというか、入れない理由はないし(今回の件で萎えて引退するユーザーを除き)手に入れない理由はないんですけど、「この商品を買うことを既存ユーザーに強要する」という販売方法が不愉快だし、疑似スタン落ちと評したいくらいです。
あれば使えるギミックだけど省略してもいいよ、にしない理由が分からないんだよなぁ、、、
スタートデッキを売るためだけに必須化にしたんとちゃいますかね、、、、
◯スタートデッキでの収録内容
昨日、スタートデッキだけで友人と遊んでみたんですが、マジで信じられんくらい楽しくなかったですね、、、
過去、Vスタンのロイパラスタートセット(500円)や、Dスタンの333円スターターなどをそのままで遊んでいましたが、今回ほど面白くないと感じたことはなかったです。
原因は間違いなくメインV以外がバニラであることによるゲーム性の低さだと感じているし、それについては友人も同意するところだったんですが、今回のスタートデッキを買った少年たちがこれで新弾発売までに「ヴァンガードって面白くないな」って感じないかめちゃくちゃ不安です。
男児向けにルールを簡易化して覚えてもらうためにそうしてるというので、あればもっと男児が手に取りやすいに店舗に取り扱ってもらえるように営業努力しているだろうし、なーーーんかチグハグに感じるんですよね、、、
◯STARTO〜のタレント再登用
一応ちゃんと書いておくと、俺は別に宮田担ではないけど宮田のことは嫌いじゃないし、ジャニーズのことはカードゲーム以上に時間もお金もかけてオタクしてきてます。
そんな中で感じるのは、何で宮田にしたん?ってところですよね、、、
いや、オタク一同が宮田のことを嫌いじゃないのは分かるんですけど、宮田を起用することによってヴァンガードファイターが増えるとは微塵も思えないんですよね、、、ゼロとは言わんけど普通に声優使ったほうがコスパ絶対良かったと思う、、、
ジャニオタとしての感覚で言わせてもらうと、担当のタレントがカードゲームの仕事をもらったとしてそれに手を出すオタクって1%前後じゃないですかね、、、、
たとえばこれで、抽選で宮田とファイトできるよ!とか、宮田の出演するイベント(WGPなり大ヴァンガ祭なり)に当選するよ!みたいな特典商法するならともかく、そうでもなければ普通に現場に入るためにお金使うよね、、、
現状のキスマイFC登録者が約60万名義で、実際にキスマイのファンだという人が40万人だとして、その中で藤ヶ谷玉森北山のファン(北山に関してはFC更新期限前で残ったまま)を30万人と前提して、舞祭組のうち千賀に3万、残りを3人で分けたら宮田担を2万人強と仮定して、その1%って200人くらい?ですかね。。
いやまあ、1%とか担当の数とか俺のざっくり計算でしかないんですけど、少なくとも俺の周りのジャニオタに話しててもそれでカードは始めないかなって言ってますよ、、、
ゼロじゃないとは思うけど、本当にそれなら元々飼ってるのが2次元やオタク文化に親しみのある本業声優引っ張ってきた方がコスパいいんじゃね?って。
何より俺が一番嫌なのは、そういうジャニオタの肌感を知らずに日本のユーザーが「宮田さん(或いは佐久間さん)きっかけで始める女性に〜」みたいな感じですり寄ったりしてる発言、ポストしてるのがサブイボ。。オタサーの姫囲いたいんか?って見かける度に思ってる。
思ってた以上に声優上手くて驚いたし、宮田の演技に文句があるわけではないんですが、何で宮田を登用したのかがあんまり見えないな〜とはずっと感じてる。
宮田担はどこまでちゃんとVG追いかけるんですかね、、、アニメの視聴率や視聴数には貢献すると思うけど、そこからどれほどの影響があるんでしょ。。
と、まああくまで1ユーザーが今回の環境変動について感じたところです。
あくまで俺の個人的な意見だし、何だかんだまだ続けては行くんですけどね。
というわけで、まだいじってなかったデッキの+4採用枠を考えてきます〜。