マイヴァンガードことオバロ、目に見えて環境に置いていかれるの巻。
二段環境ではこんな感じのデッキが俺なりの答えだったんだけど、新弾環境になってもあまり強化ができないという印象。
ライバルのPBDはゲイドさんという固有の強化パーツをもらったのに、オバロはろくに強化できるカードがないなというのを実感。
とはいえ全くいじる余地がないかと言えばそうでもなく、とりあえずテンプレ構築ならこの二枚が候補にはあがるのかなという印象。
スタンボルテックはボルカニックガンと比較したときにガード値になるという意味で優秀だとは思うけど、それ以上に「ヴァンガードのアタックがヒットしたら」という能力への不満がでかすぎる。
グリードンが2パンで留まったり、あるいはブルースが相手だったりしたときの先攻4、或いは後攻3ターンに「ヴァンガードのアタックがヒットしたら」を達成していないことが地味にある。
そしてダメージコントロールでリアを殴られた場合、こいつを守るのには逆にガードの要求値を変えられてしまうと。
正直「5000ガードとしても使える」以上に「素のパワーの低さとパンプ効果の噛み合わせが悪すぎる」という印象。
そのためボルカニックガンからの入れ換えはなしでいいというのが今のところの結論。
とはいえ、ボルカニックガンよりこいつを採用している人の方がいっぱいいる(というかそちらがほとんど)だろうし、これに関しては俺がボルカニックガンへの思い入れがあるから贔屓目で見ている可能性もそこそこあるかなとは。
とはいえ、スタンボルテックは使用感からみても俺は今後も採用しないかなとは思ってるところです。
続いてフジマチマドカだけど、こいつは採用に至りました。
入れ替え元は清らかなる祈りで、枚数もそのまま3投。
清らかなる祈りの条件である「3点ダメージ」を受けているのであれば、それなりの確率で相手のドロップにも8枚カードがあることが見込まれ、それならターン1制限もなくブースターにもなることができるフジマチマドカを採用しない理由はないかなというだけ。
とはいえ、こいつをユニットとしてアタッカーやブースターとして立てることは殆んどなく、こいつがリアにたつとしたら本当に苦しい場面くらいかなという感じ。
実際、こいつを立ててしまったせいで返しのターンでガード値足りないなんてこともしばしばあるので、なまじ場にたつことができる分、プレイングにかなり気を付けないと清らかなる祈りよりも使い勝手が悪くなることもあり得るというところ。
とはいえそれ自体はプレイングの問題であって、カードパワーとしてはフジマチマドカ>祈りなのは誰もが認めるところだと思うので、これに関しては研鑽を積むしかないのかなと。
あとはクリティカルゲーに負けないようにクリティカルを6に増やして前を5に減らしました。5では期待値が低いけど、6にしたことでダメージレースにもある程度対応できるようになったかなと。
そんな感じで多少いじれたとはいえ、フジマチマドカは「ドラエンの汎用カードがニルヴァーナには入らないけどオバロには入るだけ」ということで明らかにニルヴァーナよりはしょっぱいカードプールなわけで、これを「明確な強化」と感じられない今環境では、今まで以上にファイターとしての腕が問われるなという印象。